ZEN麺 Hot News Vol.4
                (2000年3月発行)



目次
新会長就任のご挨拶
前会長退任のご挨拶
特集『豪州におけるそば栽培について』
全麺協活動報告
全麺協の概要
全麺協活動の歩み
全国麺類文化地域間交流推進協議会規約
全国麺類文化地域間交流推進協議会会員名簿
全麺協素人そば打ち段位認定制度実施要綱
全麺協素人そば打ち段位認定制度の運用について
全麺協素人そば打ち段位認定実施基準
全麺協素人そば打ち段位認定制度運用解説
全麺協素人そば打ち段位制度認定審査員名簿
全麺協素人そば打ち段位認定者名簿











新会長就任に当たってのご挨拶
〜全麺協の求心力は“相互扶助の精神”〜
全国麺頬文化地域間交流推進協議会会長
 福島県山都町長     吉田 昭一
 桜前線北上の待ち遠しい頃となりました。
 皆様方におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。さて、平成11年度総会におきまして、前利賀村長の宮崎道正会長のご勇退に伴い、図らずも会長職に選出されることとなりました。皆様のご期待および宮崎前会長のリーダーシップの下、軌道に乗りつつある全麺協の発展のために微力ではありますが全力を早くす所存ですのでよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
 さて、私と全麺協との縁も、平成4年に利賀村で開催されました世界そば博覧会への参加から生まれました。我が山都町も当時よりそばで地域おこしを図ろうと町民一丸となった取組を行っておりました。しかし、世間は広いものでさまぎまな工夫を凝らし地域振興に取り組んでいる自治体が多いことに驚かされました。1自治体で苦労をしていてもそこには自ずと眼界があります。やはり同じ目標・志を持ち、それに立ち向かっている仲間の自治体と“協調と競争”の精神で、広域的な交流・連携を図ることが今後の自治体行政にとって非常に重要で有意義なものと実感し、本協議会の旗揚げに参加した次第です。
 そして、平成6年に第1回全麺協日本そば博覧会(’94日本そば祭りin会津)を当地で大々的に開催し、同時に全麺協会貝自治体の首長さんが一同に会する「そばサミット」も開催致しました。このように全国の自治体の首長さんが1自治体の主催するイベントに馳せ参じてくれるということは過去においても希にみる出来事であったのではないでしょうか。今でも非常に感謝している次第です。この時、一番思い出されるのが
全麺協の方々にイベントアドバイスの機会をつくっていただいたことです。正直を言って11日間のロングランのイベントは、始めてで、事がうまく運ぶかどうか大変不安でした。町にとって経験のない大プロジェクトだったのです。住民、関係機関、役場間の連携も初体験ということで混乱していた時期もありました。このような時期に全麺協の顧問、アドバイザー、仲間の会員の方々から厳しくも心温まる適切な激励を受けたことが、町を一つにまとめる貴重な変事の瞬間となりました。役場内に横断的な特別プロジェクトチームを編成し、猛烈なファイトで職員各位が努力してくれました。まさに平野顧問が提唱されるイベント効果を目の当たりにした次第です。そして、全麺協の会員自治体の方々にも多数出展していただき、まさに「日本そば祭り」となり予想を超える入場者を迎えることができました。このイベントを契機に町は大きく前進することとなったのです。私の口からは言い難いことですが、職員各位の日の色が変わり大きく成長してくれたことが何よりも嬉しく感じました。
 また、本組織も成長にともない新たな会員自治体が増えてきました。このような中で世界そば博に参画された発起人会員が一丸となり一層の組織理念の徹底を通じて新会員への説明ができるようにしておくことが必要と考えます。会員各位の皆様に会長就任に際して一言述べたいことは、この全麺協の「イベントを組織の求心力とした相互扶助の精神」を十分理解していただきたいことです。そして、競争と協調の精神で、そばによる地域経営、そばの普及啓蒙を全国に向かって推進していこうではありませんか。そして、地方分権時代に相応しい主体的に取り組む地方自治の方向を全麺協というネットワークを通じて検討し推進していきたいと思います。会員各位のご理解とご協力が本協議会発展のために何よりも重要と考える次第です。
 最後に、今までご多忙な中、草創期の難しい本協議会活動に、類い希な指導力を発揮していただいた宮崎前会長に役員、会員を代表し心より感謝を申し上げたいと思います。今後とも宮崎新顧問をはじめ会員の皆様方からのご指導ご鞭捷を引き続き賜りたくよろしくお願い申し上げます。






会長退任のご挨拶
〜近い将来に第2国世界そば博覧会開催を〜
全国麺類文化地域間交流推進協議会前会長
現顧問、前利賀村長     宮崎 道正
 あちらこちらから春の便りが届けられる頃となりました。会員の皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。さて昨年7月9日の平成11年度定例総会におきまして会長職を辞させていただくことになりました。長い間、皆様に支えていただき誠にありがとうどぎいました。全麺協の発足から早7年が経過し、時の経つのも早いものだと感じております。本協議会は平成4年に我が利賀村で開催させていただきました「世界そば博覧会」を契機に、全国各地から参画していただいた自治体の首長の方々にご賛同をいただき、全国で初めて「そば」「麺類」を地域振興のテーマとする自治体のネットワーク化を図ったものです。このイベントを花火に終わらせることなく、その盛り上がりを持続的に地域に浸透させていくためには相互に励まし合う装置が必要です。この装置こそが全麺協であると確信し組織化致しました。本協議会を設立するに当たっては参画自治体の首長の皆様をはじめ、現顧問の平野繁臣民、氏原嘩男氏には親身なご指導をいただきました。改めて御礼申し上げる次第です。本協議会の特徴の一つがこの家庭教師、相談役とも言うべき各分野のプロの先生方がおられることです。
 事務局運営につきましても山都町役場企画課の板橋政博氏が事務局本部事務局長として、日本イベントプロデュース協会(JEPC)の事務局長(現理事)をされた白川真弓氏が東京事務所長として、事務局を引っ張ってくれています。とかくこのような組織は2、3年後に空中分解する事例が多いのですが、本協議会ではこれら専門スタッフが応援団に加わって下さることで着実な発展が図られていると確信しております。これが組織におけるマネジメント上の大きな力となっています。
 また、もう一つの大きな特徴が、イベントを組織の求心力としていることです。イベントを通じてリーダーが養成され、さまぎまな階層・異業種との交流・ネットワーク化が図られ、地域ブランドが醸成されるという効果を秘めています。本協議会では毎年、会員自治体で行われるそばイベントを相互扶助の精神で応援するという規則を定めています。このようなイベントを通じて、最近「全麺協素人そば打ち段位認定制度」「日本そば中央研究所」「ライオンズクラブとの交流」等を発足させました。全麺協は単なるそばの仲良しクラブから社会に大きな影響力を与えうる組織へと成長しつつあるのです。
 今一度、協議会発足時の理念を思い起こし、そばイベントを単なる地域イベントの延長に終わらせることなく、素人そば打ち段位認定制度も地域イベントの客寄せアトラクションに終わらせない態度が必要と考えます。新規加入の会員が多くなった現在、そばイベントを安易に客寄せパンダイベントと考えていただいては困るのです。農業、観光、地域文化、食文化、人々のライフスタイルに広く影響を与えるような活動をめぎしていただきたいと思います。そして、近い将来に「第2回世界そば博覧会」が計画されることを願い退任のご挨拶に代えさせていただきたいと思います。最後に本協議会の発足、設立後の運営に御理解、御早力をいただいた会員の皆様方に心より感謝申し上げる次第です。誠にありがとうごぎいました。








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