土地売却の手続きは?

土地売却の手続きは?

土地売却とは基本的にはある土地の所有権を別の人に移転することによって行われます。
その売買手続きとして形式上最も重要になるのが所有権の移転登記であり、売買契約書を締結して引き渡しをするときには必ず実施される手続きです。
これによって登記簿に記載されている所有者が変更されて買い主は公的に所有権を主張できるようになります。
それと合わせて実質的な手続きとして関連書類の引き渡しと土地そのものの引き渡しが行われます。
不動産売買では土地に限らずこのような公式文書上の手続きと不動産そのものの取引が必要になるのが特徴です。

 

不動産売買の手続きは売り主が自分自身で行うこともできますが、このような法的な手続きが必要になるという面もあるため、通常は専門家に依頼して手続きを進めていくのが基本です。
売りたい土地があるときに行う手続きの概略として、査定を受けて不動産会社に仲介を依頼し、物件を売りに出して購入希望者を見つけ、売買契約を締結して引き渡しを行うという流れになります。
土地を売るときには高く早く売りたいと考えるのがもっともなことであり、協力してくれる不動産会社をよく吟味することが肝心です。
適正価格での販売を行わなければ買い手が見つからないのが不動産売買の基本なので、相場に合った査定価格を出してくれる会社を選び出すことが重要になります。
そのために通常は複数の会社に査定を依頼して比較を行い、その中で妥当な価格を出してくれた会社に仲介を依頼するのが一般的です。
高ければ良いというわけではなく、何社からも結果を受け取ってみて、集中している価格帯が相場だと判断するのが安全策になります。
それよりも高いと販売価格が高すぎて買い手が見つかりにくくなり、それよりも低いと早く売れやすいというメリットはあるものの、価格としてはもう少し高めでも売れた可能性を残してしまうことになるからです。
この査定の際には書類が必要になります。
現場に来てもらって土地を見てもらうことにより査定を受けることになりますが、それと合わせて登記簿に記載されている土地情報や登記済権利証、固定資産税納税通知書などを参照して情報を収集した上で総合的に評価するからです。
この他にも過去の売買履歴や周辺物件の売買価格なども参考にして価格が決定されています。

 

このようにして選んだ不動産会社に仲介と媒介契約を結んで販売を行ってもらうときには書類を一通り渡すことになります。
ほとんどは査定の際に必要になったものなのでこの時点で困ることはほとんどありませんが、正しい情報が記載されている書類がないと物件情報を正しく記載できないので注意が必要です。
土地測量を行ってから年月が経っていて不安があるという場合には予め測量を行って新しい土地測量図を作っておくとトラブルを防止できます。
土地の境界線についての問題は取引のときに問題になりやすい点であり、事前に明確にしておくに越したことはありません。

 

媒介契約を結ぶと販売活動が行われて購入希望者が登場することになります。
実際に物件を見てもらい、売買交渉を行って売買価格が決まると、不動産会社によって重要事項説明が行われて売買契約書を締結するというのが一般的な流れです。
売買契約書は法的な書類に相当するので正しい記載事項が必要になりますが、不動産会社が作成してくれるので心配に思う必要はありません。
不動産売買の専門家として諸々の手続きは代行してくれるため、実質的に不動産に関わる専門知識は売買の際に特別に持っていなくても取引自体は行うことができるのです。
その手続きにかかる労働力も含めて仲介手数料を支払うことになります。
もし自分で売買取引を行おうとしたらこのような手続きは自分自身で行わなければなりません。
売買契約書についてはフォーマットを手に入れれば簡単に作ることはできますが、印紙税を払うなどの手続きも自分自身で行わなければならなくなります。

 

一方、公的な手続きとして行わなければならない所有権の移転登記についても同様のことを言うことができます。
登記費用として登録免許税の他に司法書士手数料を決済のときに支払うことになるのが通例です。
このような法的な手続きを代行できるのは司法書士や弁護士に限られてしまうため、不動産会社では行うことができません。
そのため、司法書士に書類の作成や申請手続きを一通り代行してもらうという形を取っています。
この場合も自分で売買取引を行う場合には自分で申請手続きを行うか、司法書士に相談して代行してもらうことが必要です。
土地売却の仲介を依頼することによって公式文書上の手続きも合わせて任せてしまうことができるため、取引に際して苦労することはあまりありません。
不動産売買は手続きが大変という印象を持つ人もいますが、専門家に依頼してしまうことによって売り主自身は特に負担を感じることなく売却を終えることができます。

 

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